日本企業の海外進出最新トレンド:米国の位置づけを探る

出典:https://gaishishukatsu.com/company/136
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2017年3月、独立行政法人 日本貿易振興機構より「2016 年度日本企業の海外事業展開 に関するアンケート調査」が公表されました。

ここには、日本企業の海外事業展開に関する最新情報が詰まっています。本日は、このアンケート調査から、アメリカでのビジネス展開に関する最新動向を確認してみます。

*以下のデータの引用元は、「2016 年度日本企業の海外事業展開 に関するアンケート調査」となります。

 

今後の輸出重点国・地域

米国は今後も再重点国の1つとして位置づけられている

下図は、今後、輸出を拡大、あるいは新規に輸出を検討する企業がターゲットとする国・地域を示したものです。2012年、2016年ともに、最も数値が高かったのは中国ですが、直近での伸びに関しては米国が目立ちます。この結果から、米国の販売先としての重要性が再び高まっていることがわかります。

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海外の事業拠点

2013年以降、米国での事業展開が増えている

下図は、「現在、海外に拠点があり、今後さらに海外進出の拡大を図る」と回答した企業のうち、拡大を図る国・地域の回答結果です。

結果を見ると、中国が一時期より減少傾向にあることがわかります。一方、アメリカは、2013年以降、再び数値が伸びていることから、米国に拠点をおいて、事業を行う日本企業が増えていることがわかります。

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海外事業所の役割

引き続きR&D拠点としての位置づけが求めれる米国

下図は、各地域において事業を拡大すると回答した企業が、その目的を回答した結果です。結果を見ると、米国における研究開発拠点としての期待が見えてきます。

例えば、中国の場合、研究開発拠点を目的としている割合が9%程度(5.3÷56.2)なのに対し、米国は15%程度(4.4÷30.0)となっています。

この結果からも米国は引き続き最先端の取り組みを行う拠点として位置づけられていることがわかります。fact2

 

いかがでしたでしょうか?これらの結果を見ると、日本企業における米国の位置づけは再度高まりを見せてきているように思います。コロンバスは米国進出するには最適なエリアなのでお気軽にご相談ください!

 

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