本年も残すところあとわずかです。
そこで、本日は、2017年に発生したアメリカンに関わるニュースを振り返ります。
トランプ氏大統領就任
2017年の最大ニュースは本件と言っても過言ではないでしょう。1月20日にドナルド・トランプ氏が第45台代統領に選出されました。トランプ氏の当選に関しては、有権者の意見が大きく割れることもあり、様々な運動を引き起こしました。
Robert Mueller氏によるロシア疑惑調査
ロシアが昨年の米大統領選に影響を及ぼした疑惑を巡る米連邦捜査局(FBI)捜査を監督する特別検察官にRobert Mueller氏元FBI長官を任命された。この疑惑に関する捜査はアメリカで非常に注目されています。
なお、Robert Mueller特別検察官はFBIと緊密に連携しながら調査を進めていると言われています。
北朝鮮との緊張関係
今年は、アメリカと北朝鮮の関係が一気に緊張感を増しました。トランプ氏は、金正恩が隠すこともなく、自国の科学者に対し、アメリカの領土内まで届く核ミサイルの開発を指示していることを強く非難しました。
#MeTooムーブメント
10月の初め頃、The New York Times及びThe New Yorkerがハリウッドのプロデューサー、Harvey Weinstein氏がセクハラや性的暴行をしていた疑惑を報じました。これを受けて、女優のAlyssa Milano氏がMe Too(私も)被害を受けたことのある女性たちに「Me Too(私も)」と声を上げるよう、Twitterで呼びかけたことによって、ブームとなりました。その影響により、女性そして男性たちが団結してセクハラや性的暴行に立ち向かう動きが、世界的に広がっています。
ラスベガスでの銃乱射
続いては、ラスベガスでの乱射事件です。10月1日、マンダリンベイリゾートの32階からコンサートスペースにいる群衆に向けて銃が乱射されました。これにより、59名が死亡し、500名以上の負傷者が生まれました。この事件は近代の全米の中で最も死者を出した銃乱射事件です。
主要観光地でのテロ
今年は、欧米の主要観光地でテロが発生しました。アメリカでは10月31日に、ニューヨークのろうあ―マンハッタンにてピックアップトラックが歩道に突っ込み、8名の死者と数十人の負傷者が生じる事件がありました。
オピオイド系鎮痛剤の氾濫
今年8月、トランプ氏はオピオイドの広がりは、国家的な緊急事態であると宣言しました。米国の労働市場を蝕むオピオイド系鎮痛剤の中毒は、FRBも無視できないほどに影響が拡大していると言います。
壊滅的な被害を与えるハリケーン
アメリカでは12月の終わり頃にハリケーンの被害が毎年発生しますが、今年はその被害が甚大となった年でした。特にHarvey、Irma、Mariaと名のついたハリケーンはテキサス、フロリダ、カリブに大きな影響を与えました。例えば、Harveyは、ヒューストンで歴史的な洪水を生み出し、交通網を壊滅状態へと追い込みました。
皆既日食
今年は、1918年から約100年ぶりに皆既日食が見られました。この現象を見ようと、アメリカ全土が盛り上げりました。
文化的戦争
最後は、文化的な衝突です。トランプ氏の大統領就任以降、文化的な衝突・抗議が数多くなされました。例えば、8月12日には、 CharlottesvilleのEmancipation Park で”Unite the Right”として知られた集団の大規模な集会がありました。
いかがでしたか。いくつか知らないニュースもあったのではないでしょうか。アメリカでビジネスを行う上では、アメリカの文化や社会を知る必要があるので、ニュースなどにも目を通すと良いでしょう。
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