オハイオで新ビジネスや新技術が生み出される背景

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先日、Forbesにて下記のような記事が配信されました。

Businesses Move To The Midwest, First Stop: Columbus

VentureOhioが発行した2017 Venture Reportによると、ベンチャーキャピタルのファンドは、オハイオに流れているとのことです。実際、2016年の投資額は総額4億7000万ドルに達し、二年前に比べて46%増となります。

 

 

また、次の記事では、著名な投資家であるChris Olsen and Mark Kvammeが中西部の魅力について語っています。

Drive Capital’s Chris Olsen sees the Midwest as the ‘frontier of innovation’ after 5 years in Ohio

Chris Olsen and Mark Kvammeアメリカでも有数のベンチャーキャピタルであるSequoia Capitalのパートナーである。2012年にシリコンバレーを離れ、オハイオに新しい投資会社を設立。

 

私たちがここにきてから状況は確実に変わっている。一つは投資機会件数だ。一年目、私たちは年間1,800件もの投資機会に恵まれた。今は、年間3,500件に増えている。実際に投資する件数は年間7件から10件ほどに増えている。

二つ目は、投資すべき会社の多様性だ。私たちがオハイオに来た時は、我々が”テクノロジー的会社”と定義している会社が多かったが、ここ最近は、”本物のテクノロジー会社”への投資機会が増えてきている。

これから5~10年の間に投資が減速することはないだろう。更なる投資がこのエリアで行われるだろう。今まさに新たなステージに入ろうとしている。五年後に振り返ると、”おぉ、こんなに遠くまで来たのだ”と思うことだろう。しかし、シリコンバレーと比較すればまだ始まったばかりといえる。

 

 

 

なぜ中西部の投資が盛り上がっているのか。

率直に言うと、中西部はバズっている状態と言えるでしょう。2013年以来、オハイオに拠点を持つベンチャーキャピタルの投資額は10億ドルに達し、そのうちの70%はオハイオ出身の企業に投資されました。さらに、投資環境を促進させたのは、全国区のベンチャーキャピタルの参入です。

例えば、シードステージへの投資で知られるRise the Rest社は、1億5,000万ドルの投資を中西部に行っています。

 

以上のように、コロンバスを中心としたオハイオ州は、今、新規企業への投資が進んでいます。シリコンバレーなどの著名投資家がオハイオでの投資を進めており、今後も更なる拡大が見込まれるでしょう。

 

 

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