製造業からITまで幅広い産業に対応

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小売・アパレル

Victoria’s Secret, Express, Abercrombie & Fitch、Expressなどの世界的ブランドの本社がコロンバス経済開発区の小売・アパレル産業の中心となっており、IT、セールス&マーケティング、デザイン、包装などを専門とする著名な企業の数々が背後を支えている。

 

自動車

ホンダ、関連サプライヤー数百社のほかにも、コロンバス経済開発区には世界トップレベルの車両試験及び研究開発を行うTransportationResearch Centerや、軽量構造や軽量素材の電気自動車の技術研究を行う、オハイオ州立大学のCenter for Automotive Researchがある。Sports Pavilion and Automotive ResearchComplexという催事場 には、半マイル (約0.8km) のレースコースや、車両デザインのための技術革新センターが設置される予定。

 

パーソナルケア・美容

コストと製造時間の削減を狙い、数社が共同してInternational Beauty Campusを設立。 「美容業界のシリコンバレー」と呼ばれるキャンパスには、専門の包装会社やパーソナルケア製造会社があり、各社が近接することで物流費や材料費の削減を行っている。

 

事務管理部門・コールセンター

全米でも最大級の大学生数と、フォーチュン1000社企業の本社所在数を誇る都市のひとつとして、コロンバス経済開発区ではあらゆる産業における全レベルでの事務管理業務の強力なエコシステムを提供。

 

食品

オハイオ州は製パン、乳製品、スナック、香辛料、清涼飲料、ビール、ワイン、アルコール類の製造で全米上位5位にランクイン。コロンバス経済開発区には175社以上の食品・飲料メーカーがあり、1万人を超える従業員を抱える。食品業界や農場が集中しているエリアへの近さは大きな利点であるとはメーカーの弁。

 

生命科学

コロンバス経済開発区内の600社以上の生物化学の分野において、19,000人以上の雇用を創出。同区には、世界最大の非営利委託研究団体であるバテル記念研究所があり、毎年研究費用として50億ドルが費やされている。

 

ビッグデータ

コロンバス経済開発区には、多様な業界のデータ分析に関連する企業が多数存在する。グローバルリーダーであるIBMは、世界初のAnalytics SolutionsLab をコロンバス経済開発区に設置。また、7社が共同し、数百万ドルを投資して、高度な分析性やサイバー・セキュリティの専門技能を培う先進技術会社、Columbus Collaboratoryを設立している。

 

金融・保険

コロンバス経済開発区は金融・保険の原動力ともいえる場所。保険会社はコロンバス経済開発区にて約2万7,000人を有し、金融業務業界は230億ドル以上の経済生産をもたらす。コロンバス経済開発区にはHuntington社、Nationwide社等の本社があり、JPMorgan Chase 一社でも、経済開発区内で2万人もの従業員を抱える。

 

IT

コロンバス経済開発区はIT人材雇用に最も適した都市と呼ばれ、2,000を超える科学技術系の団体が存在。 IT業務や人材を惹きつける場所として注目を浴びている。 New Geography誌は、技術成長、教養ある労働力への推進力は、今やボストンやサンノゼ、サンフランシスコよりも、コロンバスで急速に大きくなってる、と指摘。

 

物流・Eコマースのフルフィルメント

zulily、Gwynnie Bee、lululemonといった成長中の企業が、近年コロンバス経済開発区に移動。その理由は、同区の提供する全米最高の市場アクセスと、すばらしい労働力を提供する14万人もの大学生や専門学校卒から博士号所有者まで、さまざまなレベルの経験を積んだ物流従事者といった人材の豊富さにある。