千代田インテグレがオハイオ州に米国最初の製造施設を建設

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東京に本拠を置く、自動車から電気通信に至るまでの業界向けのグローバル部品サプライヤーである日本企業の千代田インテグレ株式会社は、最初の米国製造施設をオハイオ州ランカスターに設立する計画を発表しました。

千代田インテグレ株式会社は、オハイオ州ランカスターに 50,000 平方フィートの施設を開設し、クッション、両面テープ、内装材、絶縁フィルムなどの自動車部品の製造に注力します。この拡張により、同社は北米の顧客ベースにさらに近づくことが可能になります。なお、千代田インテグレ株式会社の出資は、施設の改善や機械設備の購入に充てられます。

千代田インテグレオブアメリカ社長の藤城康弘氏は、次のように述べています。

「オハイオ州ランカスターの同地は、国の人口の中心にある戦略的な場所と、オハイオ州の強力な労働力により会社の目標を達成するのに適した位置にあります。」

1955 年にフェルト生地加工メーカーとして設立された千代田インテグレ株式会社は、オフィスおよびファクトリー オートメーション、オーディオ、通信、自動車機器などの業界向けの構造および機能部品のグローバル サプライヤーです。国内11拠点に加え、海外30拠点を展開しています。

ランカスター市長のデービッド・シェフラー氏は、「オハイオ州ランカスターの産業基盤は、千代田インテグレ株式会社を私たちのコミュニティに迎えることで更なる成長を遂げるでしょう。北米で製造される車両の 3 分の 2 は、コロンバス地域から車で 1 日で行ける範囲内で生産されており、この重要な市場に到達する上で、同社は物流面で大きな優位性を持っています。」

コロンバス地域では、伝統的な業界の各社と並んで、次世代の先見の明のあるリーダーが、現代の消費者向けの新しい商品を提供しています。この地域には、90,000 人近くの従業員を擁する 1,700 を超える製造施設があり、年間の経済生産高は 150 億ドルを超えています。ランカスターは、推定 157,574 人の住民が住むフェアフィールド郡にあります。

JobsOhio の社長兼 CEO である J.P. Nauseef は、次のように述べています。

「私たちとパートナーは、千代田インテグレ株式会社が最初の米国製造施設としてオハイオ州を選択したことを歓迎します。これは、北米市場における同社の将来の成長の基盤となるでしょう。」

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