2018年1月11日、日本貿易振興機構(ジェトロ)より、下記の実態調査結果が公表されました。
2017年度米国進出日系企業 実態調査の結果(第36回調査)
https://www.jetro.go.jp/news/releases/2018/8de4dabe6dda51dc.html
本日は、これらの調査をもとに、米国に進出している日本企業の取り組み状況を紹介します。
2017年度の景気は悪化も2018年度は改善の見込み
米国にいる日本企業の営業利益は、2015年度から3年連続で悪化傾向にあります。しかし、2018年度は大幅な改善が見込まれています。
40%の米国進出日本企業が設備投資の追加を予定
全体の40%の企業が今後設備投資の追加を予定しています。設備投資の目的は、工場の合理化や拡張が多いですが、近年では情報化関連投資も目立っています。
全体の57%は、今後1~2年に事業拡大を予定
回答した企業の約60%が、今後、事業展開を拡大すると回答しています。具体的には販売機能や生産の強化を予定しています。
いかがでしたでしょうか。
2017年度まで、アメリカでビジネス展開した企業にとっては厳しい時期が続きました。しかし、2018年度は営業利益も向上し、追加設備投資を積極的に展開する企業が増えているようです。今後も米国で活躍する日本企業の動向に注目していきます。
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