国内総生産(Gross Domestic Product)について
国内総生産(Gross Domestic Product)は、は国内(州内)で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額を指します。この指標は、国内(州内)の景気をより正確に反映する指標として重視されています。
全米ベスト5はどの州?
先日、U.S. Department of Commerceより、2015年の第四四半期における州ごとのGDPが発表されました。その結果、オハイオ州は、アメリカにある州内で3番目に高い数値であることがわかりました。ベスト5は以下の通りです。
- インディアナ州:3.0%
- ワシントン州:3.0%
- オハイオ州:2.9%
- コロンビア州:2.8%
- ユタ州:2.8%
ハイライト
- 情報産業は、10.6%の伸びを見せました。この産業だけで、アメリカ全体のGDPを0.5%押し上げています。16の州では、情報産業の伸びがトップであり、特にカリフォルニア州では、0.9%の伸びに貢献してます。
- 建設業は、7.6%の伸びでした。この産業だけで、アメリカ全体のGDPを0.3%押し上げています。特にハワイ州の伸びが顕著で、1.02%の伸びに貢献しています。
- 専門、科学、技術サービスは、3.9%の伸びを見せました。この産業だけで、アメリカ全体のGDPを0.28%押し上げています。コロンビアディストリクトでの伸びが著しく、州全体の0.92%の伸びに貢献しています。
その他の特徴
- 非耐久財の伸びも大きく、アメリカ全体で4.5%の伸びを見せた。
- 鉱物産業は、10.7%のマイナスでした。
- 金融・保険は、3.1%のマイナスでした。
出典元:Bureau of Economic Analysis
“Information Industry Group Led Growth Across States in the Fourth Quarter”
http://www.bea.gov/newsreleases/regional/gdp_state/2016/qgsp0616.htm