皆さんもご存知の通り、シリコンバレーといえば、GoogleやAppleに代表されるように、最先端のテクノロジーを起点としたビジネスが次々と誕生します。
そして、アメリカではアクセラレーターという、スタートアップが成功するために支える存在があります。中でも有名なのがY Combinatorと呼ばれる企業であり、彼らが定期的に行うスタートアップのお披露目の場”Demo Day”には、非常に多くの会社、投資家が訪れます。
そこで、本日は、現在、2016年の春に行われたDemo Dayに参加したスタートアップを通じて、アメリカで注目されている新規ビジネス分野を探っていきましょう。
サービス形態別データ
今回のDemo Dayに参加したのは全部で127社、そのうち、全体の32%はSaas(Software as a Service)と呼ばれる、必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェア(主にアプリケーションソフトウェア)が占めた。その他で目立ったのが、ハードウェアの分野だ。
産業別データ
続いては、産業の分野で言うと、金融、コミュニケーション、医療の順だ。特に金融に関しては、日本でもFintechと呼ばれるように、様々なビジネスアイデアが発表されている状況だ。
Googleだけでなく、AirbnbやUberなどの新しいサービスが次々に生まれるシリコンバレー。このエリアの情報を定期的に収集することで御社の新しいサービスのヒントが見つかるかもしれません。