海外視察の実施方法(その2)

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海外でビジネス展開をする場合、様々な調査が必要であり、実地調査は最も重要な調査の一つです。前回は、海外ビジネス視察のプロセスをお伝えしましたが、今回は視察における留意点について解説します。

海外視察の実施方法(その1)

 

滞在期間の後半に関しては、スケジュールを余裕を持たせる

海外視察においては、訪問した現地企業から有益な情報を得たり、他の有料な企業を紹介してもらえるケースがあります。「そのことでしたら、〇〇社さんに会ってみるとよいですよ。ご紹介しましょうか?」といった偶然の出会いが良くあります。

しかし、視察期間中、予定をびっしりと詰め込んでいると、せっかくの紹介があっても紹介先の企業に会えないケースもあります。こうした有益なチャンスを逃さないためには、視察後半のスケジュールに余裕を持たせることが大事です。それゆえ、出国前のアポイントメントはできる限り、前半に多く入れるとよいでしょう。

 

 

アポイントを取る際は具体的な視察目的を伝える

日本においては、”表敬訪問”のような視察がありますが、アメリカでは双方にとってメリットのないアポイントメントは成立しにくい傾向にあります。

アポイントメントを成立されるために、日程等の加えて、少なくても下記の情報を伝えましょう。

  • アポイントメントの目的
  • アジェンダ(〇〇について意見交換をしたい等)
  • 自社のサービス紹介(先方が関心のありそうな製品を前面に出す)
  • アポイントメント先にとってのメリット(日本市場についてお伝えできる等)
  • 訪問する社員の情報(責任者クラスが参加している等)

 

 

民間企業だけでなく、行政機関にもアポイントメントを入れる

アポイントメントというと、どうしても自社に関連する企業のみに絞り勝ちですが、行政機関にアポイントメントを取るのも有効な手段です。なぜなら、行政機関は民間企業に比べてアポイントメントが取りやすい点にあります。

しかし、メリットはそれだけではありません。まず、そのエリアの補助金や優遇措置、規制に関する情報を入手することができます。これらの情報は実際に進出の可否を検討する上で欠かすことのできない判断材料となります。

加えて、行政機関を通じて、関連する現地企業を紹介してもらえることもあります。自社でアポイントメントをとってもうまくいかなかった会社などを紹介してほしいと伝えるのも良い手です。

 

現地の交通手段を把握する

最後は、現地の交通手段の把握です。慣れない土地で複数のアポイントメントに対応する際、課題になるのが移動手段です。

特にスケジュールがびっしりと詰まっているときは、わずかな遅れが大きな問題を引き起こすこともあります。

それゆえ、事前に現地の移動手段をしっかりと確認しましょう。例えば、タクシーがつかまりやすいのか否かなどは重要な情報です。なお、近年はインターネットの普及によって、Google Mapなどである程度の対応が可能ですので、滞在期間中、しっかりと活用していきましょう。

 

いかがでしたでしょうか?海外視察は入念な準備が成否を分けます。 なお、コロンバス2020では、オハイオ州内の視察サポートを行いますので、お気軽にご相談ください。