海外でビジネスを行う際は、事前調査が欠かせません。そして、事前調査では、文献調査に加え、実地調査を行うことで、成功率を高めることができます。
しかし、実地調査は、様々な壁があります。例えば、「現地企業のアポイントメントはどのようにとるのか」などの疑問があろうかと思います。
そこで、海外視察のプロセスや留意点をお伝えします。
海外視察のプロセス
視察の目的を設定する
まずは視察の目的を明確にします。目的を明確にすることで、どういった施設に訪問すべきかがクリアになります。
例:製造事業者の場合
(目的)開発拠点も含めて設備投資するか否かを判断する
(訪問施設1)現地で展開する製造施設事業者
(訪問施設2)現地の行政機関
訪問地域の情報を収集する
目的が明確になったら、訪問エリアの情報を収集しましょう。例えば、次のような情報が必要になります。
- 現地での移動手段
- アポイントメント候補先のリストアップ
- フライトスケジュール
- 宿泊施設の候補
- 渡米にあたっての必要書類の有無
視察の枠組みを設定する
必要な情報が揃ったら、視察のスケジュールを具体化します。
- 日程
- 視察参加者
- 理想的な現地スケジュール
- 予算
必要書類/手続きを用意する
必要な書類や手続きを用意しましょう。ビザが必要な場合は、少なくても一か月前を目途に申請を行うとよいでしょう。また、訪問先企業へ送付する依頼書も作成する必要があります。
アポイントメントを取得する
上記の必要書類の準備とともに、アポイントメント取得に向けて関係各種へ依頼しましょう。アポイントメントを取得する際は、打合せの目的、会社概要などを添えて依頼しましょう。
日程を確定する
アポイントメントがある程度固まった段階で、日程をフィックスしましょう。
移動手段/宿泊施設を確保する
日程がフィックスしたら、すぐに移動手段及び宿泊施設を確保しましょう。
いかがでしたでしょうか?海外視察は非常に手間のかかる業務なので、少なくても三か月前くらいから検討を始めるとよいでしょう。
なお、コロンバス2020では、オハイオ州内の視察サポートを行いますので、お気軽にご相談ください。
次回は、海外視察における留意点をお伝えします。
オハイオ州コロンバスへの進出相談・資料請求はこちらから
1,474件のコメント